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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その23)

12月 6th, 2011

このごろ、子供たちがポケモンにはまっています。
特に、「ポケモンバトリオV」というのに熱中していて、
休みになると、「イオンに連れてって~」と騒ぎます。
(ポケモンバトリオVは、イオンというショッピングセンター
の中に設置されている、ゲーム機です)
なので、お手伝いしたら、とか、
カタカナの練習したら、とか、目標を決めて、
それがクリアできたら、連れて行っています。
(まあ、1回100円なので、そのくらいの楽しみはいいかな、と)
でも、決めたことができていない時も、
「あとでやるから、連れてって~」
と始まります。
こんな時、連れていくべきなのか、あきらめさせるべきなのか、
子育ての悩みの一つです。
……まあ、子供たちの喜ぶ顔見たさに、
つい、甘やかしてしまうのですが……。
で……、たいがい、ゲームのよく分かっていない娘のほうが負けちゃうんです。
すると、娘が泣き出して、もう一回と言い出して。
ああ、もう1回させるべきか、させざるべきか。
娘のほうは、そのあと、ソフトクリームでも食べさせてやれば、
機嫌は直るのですが。
息子が負けた時が、またひどい。
怒りまくって、「こんな弱いパックが出てくるからだ~!!」なんて、
パックを投げつけたり。
子育てって難しいなあ、と思います。

そんなこのごろ、
ここのところ、保育園の行事と重なったりして、なかなか出席できて
いなかったのですが、
久しぶりに、親鸞会の同朋の里である「キッズ会合」に参加してきました。

今回は、『ビーヤング』という仏教冊子の10月号から。
「つもり君」の「怒る前に一呼吸」の巻をテキストにしての会合でした。

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つもり君の友達・間賀刺君が、太陽系を
「水、金、地火木土天海冥」
と言ったので、しいな君が、
「でも今は違うよね。
 もう冥王星は惑星とは言わないんだ」
と言いました。すると、間賀刺君、
「うそだ!図鑑に書いてあったし、
お父さんに覚えた方も教えてもらったもん。バーカ!」
と怒り出した。
一人で腹立てて困ったなあ……と思って、帰宅したつもり君。
弟のカイ君が、自分の大事にしていたTシャツを
カレーで汚してしまったので、怒り出し、弟を泣かせてしまった。
それを見ていたお祖母ちゃん、
歳の功で、上手にTシャツの汚れを落としてくれました。
そして、つもり君を諭します。

 怒りでわめいた言葉や人を傷つけた行いは、
 ちゃんと残って、後で大変な結果となって現れるんじゃ。
 怒りの心は恐ろしい。
 カッとなると思いも寄らぬ恐ろしいことを考え、
 乱暴をもし、周りの人も傷つける。
 最後は怒りの炎で焼き尽くした野原に
 ひとり泣かねばならない。
 だから、怒りの心が出てきたら、数を数えよ、
 といわれる。
 一呼吸おけば、案外、何でこんなことに怒っていたんだろう、
 こうすれば何とかなるじゃない……と冷静になり、
 相手を傷つけずに済む。

つもり君、そのとおりだと反省しました。
さて、その翌日、間賀刺君が謝ってきました。
「昨日帰ってからお父さんと一緒に調べたんだ。
 冥王星は2006年に惑星から外されたって
 分かったんだ。
 調べてみれば済んだのに、
 何であんなひどいことを言ったか、
 恥ずかしいよ」
そして、仲直りの握手。

 ッとなったら数を数えよう。
 怒りは相手を傷つけ、
 自分も苦しめるだけだから。

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聞いていた、息子も娘も、
「すぐに怒ったらダメなんだねえ……」
と反省した様子でした。
私自身も、反省です。
子供も、私も、いつまで、その反省が続くかは分かりませんが、
カーッとなった時、この話を思い出したいと思います。 

やっぱり、キッズ会合は、子育てのつよーい味方です!!
次回も参加しなくっちゃ、です。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その22)

11月 1st, 2011

銀杏並木が黄金色のトンネルに変わりました。

保育園では、「秋を見つけよう」をテーマに、
落ち葉やどんぐり拾いをしているようです。
家では、牛乳パックやお菓子の空き箱、ヨーグルトのカップなどを
子供たちは張り切っています。
息子は、トイレットペーバーのシンをつないで、
「ドラゴンを作るんだ」
と言っています。
娘のほうは、
「イチョウの葉っぱで、ちょうちょを作るの」。
子供たちが、大人が見向きもしないようなものを使って、
何かを作り上げるのを見るのは、子育ての喜びの一つだと思います。
「それ、私が使うの~」
「ボクが先に取ったんだから!」
なんて、兄弟げんかが始まると、今度は、子育ての悩みのほうが
出てきますが……。

さて、今月は、親鸞聖人750回忌の大行事に、子供たちと
出掛けました。
3日間連続であり、その初日の午後に、「同朋の里の法輪」という企画が
ありました。
キッズ会合の時にも遊ばせていただいている同朋の里を
仏法を語らいながら、散策する時間だそうです。
ここのところ、保育園の行事などと重なって、キッズ会合にはご縁が
なかったのですが、久しぶりに訪れた同朋の里には、
真っ赤な「彼岸橋」が出来ていました。
パッと見た感じは、京都の丸山公園を連想するような、美しい朱色の橋です。
ダムの水、周囲の緑とのコントラストが見事で、
まさしく極楽浄土に来たような心地がしました。
子供たちも、自然の中で、大喜び。
息子はといえば、相変わらず、虫探しに夢中でした。
妹のほうも、お兄ちゃんの真似して、虫を追いかけていました。
今回は、カマキリ、それも、お腹に卵をいっぱい抱えたカマキリを
見つけたと、はしゃいでいました。
私が知人と立ち話している間に、そのカマキリが産卵したそうで、
そんなところを見られるとは、子供たちにとって、うれしい機会だったようです。
出店もいっぱいでていて、お好み焼きやアイスクリーム、ジュースを
飲んだり食べたり、ヨーヨー釣り、輪投げなどのゲームコーナーもあったから、
大人も子供も楽しめた感じでした。
青い目の外国の人も何人もいて、親鸞聖人のみ教えって、
世界中の人が聞いているんだなあ……と思いました。

ご説法の演題は、「御臨末の御書」でした。
親鸞聖人ご臨終の時のお言葉です。

  *   *   *    *

我が歳きわまりて、安養浄土に還帰すというとも、
和歌の浦曲の片男浪の、寄せかけ寄せかけ帰らんに同じ。
一人居て喜ばは二人と思うべし、
二人居て喜ばは三人と思うべし、
その一人は親鸞なり。

「まもなく私の、今生は終わるであろう。
 一度は弥陀の浄土へ還るけれども、
寄せては返す波のように、すぐに戻ってくるからな。
 一人いる時は二人、二人の時は三人と思ってくだされ。
 嬉しい時も悲しい時も、決してあなたは、一人ではないのだよ。
いつも側に親鸞がいるからね」

親鸞聖人は、死んだら、
「弥陀の浄土に往くぞ」
とハッキリ仰っています。
今、死ぬとなった時に、こんなことを言われるなんて、
驚きです。
しかも、ただ浄土に往生されるだけでなく、
私たちを救うためにすぐに戻ってこられるとは、
何とうれしく、頼もしいお言葉でしょう。

阿弥陀仏の救いは、何と広大無辺な世界かと思わずにおれませんでした。

もっと驚くべきことも聞かせていただいたのですが、
とてもメールでは書ききれません。

とにかく、子育ての憂鬱から解放され、
法悦を味わった3日間でした。これからも聞かせていただきたいです。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(21)

10月 4th, 2011

真っ赤な彼岸花が秋を感じさせるこのごろです。

息子はこのごろ、虫探しに夢中です。
私はというと、虫、苦手なので、
困りものです……。
妹のほうも、お兄ちゃんの影響か、虫、平気らしい。
シャクトリ虫みたいに、にょろにょろしたものでも、
何の抵抗もなく、触ってる。(^^;)
そんなのを手に乗せて、
「お母さん、見て見て~」
なんて、家の中に持ってこられると、
ほんと閉口してしまうのです。
ちょっとだけよかったと思うのは、害虫が出た時。
こないだ、ひょこっと見つけたクモを、わけなく、息子がつまんで、
外へポイ!
私には到底できない芸当なので、
そんな時は、息子が虫好きで助かった~と思うのですが。

子育てに奮闘しつつ、テレビ座談会なるものに行ってきました。

行った時のテーマは、『歎異抄をひらく』(1万年堂出版)でした。

『歎異抄』というのは、親鸞聖人のお言葉を伝えている聖教として、
とても有名な本です。
その『歎異抄』を高森先生が解説してくだされたのが、『歎異抄をひらく』。
その中の、『歎異抄』第4章についてのお話でした。

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『歎異抄』第4章

慈悲に聖道・浄土のかわりめあり。
聖道の慈悲というは、ものを憐れみ悲しみ育むなり。
しかれども、思うがごとく助け遂ぐること、極めてありがたし。
浄土の慈悲というは、念仏して急ぎ仏に成りて、
大慈大悲心をもつて思うがごとく衆生を利益するをいうべきなり。
今生に、いかにいとおし不便と思うとも、存知のごとく助け難ければ、
この慈悲始終なし。しかれば、念仏申すのみぞ、
末徹りたる大慈悲心にて候うべき、と云々。

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仏教は慈悲の教え、それ以外には説かれていない。
慈とは、苦を抜いてやりたい、と思う心。
悲とは、楽を与えてやりたい、と思う心。
抜苦与楽が、仏教の目的
だとお聞きしました。

その慈悲に二つあると、親鸞聖人は仰っています。
こんなこと、初めて聞きました。

ここで、聖道の慈悲と言われているのは、
人間の慈悲、自力の慈悲です。
これには、三つの欠点がある。

 ・続かない。……3・11の大津波が起きた時は、かわいそう、何とかしてあげたいと                     思ったけれども、半年経った今、同じ気持ちでいるかといえば、その時のような気持ちはなくなっています。

 ・我がついている
       ……差別がある。自分の子供と同じようには、
         隣の子供に慈悲をかけられない。
         確かにそうですよね~。
         自分の子供の鼻水だったら、自分の手でもぬぐってやれるけど、
         「うちの子もお願い」なんて言われてもできません。

 ・盲目である
       ……よかれと思ってやったことが相手のためにならないことがある。
         「溺愛し 子供をダメに 育ておる」
         これも、そうですよね。
         甘やかしすぎてもダメだし、突き放しすぎてもダメ。
         子育てが不安なのも、
         智慧がなくって先が読めないからなんでしょう。
         
聖道の慈悲は、末徹らない。本当に相手を幸せにすることのできない慈悲。

それに対して、浄土の慈悲は、
弥陀の慈悲、他力の慈悲

 ・相続する。
 ・平等である。
 ・智恵に裏付けられている。

だから、永遠の幸せにしてくださることができる。
その弥陀の慈悲は、苦悩の根元である後生暗い心(無明の闇)を破って、
絶対の幸福にしてくだされる慈悲
とお聞きしました。

仏教って、底知れぬほど奥の深い教えなんですね。
保育士さんに子供たちを預けて、
しばし子育てから解放されたし、
何より、ものすごいことをお聞きした!という感動を頂きました。

ちょっと離れていたあとに、
「お母さ~ん」
って寄ってくる子供たちは、かわいく思えます。
息子たちが虫をつかまえてきても、まあ、いいかって、今日は思えそう。
また聞かせていただきたいと思います。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その20)

9月 2nd, 2011

夏休みが終わった~!!
これで、お弁当作りから解放される~!!
と喜んでいます。
一方、子供たちは、
「もう夏休み終わりなの~」
って残念そう。
保育園だって、ほとんど遊んでいるようなものなんだから、
そんなに変わりないと思うんだけど、
夏休みに出掛けたのが、楽しかったらしいのです。
「夏休み、何がいちばん、楽しかった?」
と聞いたら、お兄ちゃんは、
「海で泳いだ」。
妹は、
「お空にドーンってなって、きれいだった」。
ああ、花火大会のことですね。
家、花火大会がもようされる川の近くなので、
(その川が氾濫したら、大変なんですけど)
家の外に出ただけで、よく見える。
それがきれいだったんだね。やっぱり女の子ですね。
子供たちが目をキラキラさせて、楽しそうに語っていると、
こっちまでうれしくなる。
子育てって、大変だけど、
でも、幸せそうな子供たちの顔は、
母親にも幸せを与えてくれますよね!
いい子の時は、子育ても悪くないなあって思います。
まあ、言うこときかなくなると、悩み相談したくなっちゃいますが。

息子は、海で泳いだっていうけど、
まだ、泳げるってほどの段階ではないんです。
息継ぎができないから。
それでも、浮くことは上手にできて、
すこーしだけ、足をバタバタして、進んでいました。
でも、少し水かさがあるところで私は波を楽しみたいのに、
息子は、波打ち際がお気に入りでした。
ちょうど波が砕け散る時が、たまらないらしい。
ザバーンって、波とともに、砂や小石もかぶるのに。
子供たちを置いて、自分だけ深いところに行くわけにもいかないし、
仕方なく、つきあっていたら、
息子も私も、砂だらけ。
水着の中にまで、小石が入って、散々でした。
お父さんは、
「疲れるから、ボクはいいよ」
って、車の中で寝ているし。
妹は、その波打ち際の波をかぶって大泣き。
海に入るのを嫌がって、砂で山や湖?を作って遊んでいました。
一日でも日焼けするものですね。
こんがり焼けた顔から、ニコッと白い歯がのぞく。

大変だけど、子育てがんばろーと思えた夏の思い出でした。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その19)

8月 2nd, 2011

暑中お見舞い申し上げます。

 セミの声に夏だなあ……と思うこのごろです。
 子供たちは夏休みに入ったので、預かり保育はあるものの、
 お弁当作りが始まってちょっと大変な毎日です。
 おまけに、お兄ちゃんと妹で、嗜好が違うんだから、
 やんなっちゃう。
 ほんとは、何でも好き嫌いなく、食べさせなきゃって思うんですけど、
 かと言って、ぜんぜん食べられないものばかりだと
 おなかすいちゃってかわいそうかなーと思うので、
 甘いかもしれないけど、それぞれ好きなものを中心に
 詰めています。
 お兄ちゃんは、揚げ物が大好き。コロッケとか、メンチカツとか、
 エビフライ、鳥のから揚げなど。
 妹は、卵が大好き。スクランブルエッグとか、定番の玉子焼きとか。
 果物も好きで、ブドウ入れて~とか、サクランボ!などと
 言ってくる。
 そんなの全部聞いてたら、家計が破綻しちゃうよ~。
 子育ての悩みは、やっぱり尽きないですね。

 子育ての悩みが出てきた時によく効くのが、
 同朋の里でのキッズ会合です。

 今回も、『ビーヤング』という仏教マンガ冊子の
 「つもり君」からでした。

   *    *
 学校で先生から、
 「一カ月後、陸上の記録会があるので、出たい人は残ってください」
 と言われた。つもり君は、仲のよい友達と4×100メートルリレーに
 出たい!と申し出ました。
 ところが、先生が説明しているのに、つもり君は、
 「この前、体育で50メートル走、いいタイム出せたし、
  1位になったりして……」
 などと想像を巡らせて、話を聞きませんでした。
 出場の申込書も、
 「先生に直接、言ったから、出さなくっていいよな」
 と机の中へしまいこんでしまいました。
 翌日から皆で練習、頑張っていましたが、
 10日後、先生から、
 「陸上記録会の申込書がまだ出ていないんだけど……」
 と催促されました。
 本当は申込書の締め切りは、一週間も前。
 しかも、保護者のサインと印がなければ、正式な申し込みにはならないとのこと。
 先生の説明をちゃんと聞いていなかったので、
 大変なことになってしまったのです。
 「先生、学校で待っているから、すぐにサインもらってきて」
 と促されて、急いで家へ。
 でも、誰もいません。
 おばあさんが帰ってきましたが、
 「この保護者の印とは、保護者が引率できるかどうかの印だ。
  私は、この日、用事があるから、行ってやれない。サインしてやれないね」
 という。
 やっと帰ってきたお母さん、手帳を確認して、
 「その日は大丈夫よ」
 と用紙にサインして、一緒に学校まで謝りに行ってくれました。
 話は最後までしっかり聞こう、と反省したつもり君でした。

    *      *

 これは、息子たちも思い当たることがあったみたいで、
 「ちゃんとお話、最後まで聞かなきゃいけないね~」
 と言っていました。
 大人でもそうですね。
 自分の失敗を直接、責められるのは、つらいですが、
 つもり君の失敗を通して、マンガで学べるのは、
 楽しみながら、日ごろの言動を反省できるので、
 とても有り難いです。
 私の子育ての、大事な一幕となりつつあります。
 これからも、一回一回、大切に学んで、
 子供たちと一緒に私も、心を成長させていきたいと思っています。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その18)

7月 5th, 2011

晴れたり、降ったり。不安定な天気が続いています。
 保育園の友達がホタルを見たって、自慢したそうで、
 息子が、
 「ボクもみたーい!」
 の連発。お父さんは忙しいし、また、子育ての悩みがムクムク。
 結局、疲れている夫に頼みこんで、ホタルがいるという川へ
 連れていってもらいました。

 最初は、1匹見つけただけだったのですが、
 それでも、ポッと淡い光を放って舞うホタルに、子供たちは
 大はしゃぎ。
 少し上流へ進むと、いるわいるわ。
 あちこちで、光が飛び交い、とても幻想的でした。
 私も初めて見たので、何か癒された気分。
 疲れているであろう夫も、子供たちのうれしそうな顔と、
 ホタルの光に、やっぱり心の安らぎを感じた様子でした。
 お父さん、ありがとうね~。

 その翌日は親鸞会の同朋の里でのキッズ会合でした。

 今回も、『ビーヤング』という仏教マンガ冊子の
 「つもり君」から。

   *    *

 低学年とペアを組んで、遠足に行くことになったつもり君。
 その前に、ペアを組んだグループで、校内探検をしました。
 ところが、初対面の低学年の子を前に、
 何を話していいか分からず、つもり君たちは、
 気まずい雰囲気で、ため息ばかり。

 しいな君たちのグループは楽しそうに笑っているのに……、
 と、つもり君は、お婆ちゃんに愚痴をこぼしました。
 すると、お婆ちゃん、
 
 「行いを変えてみたらどうだい?」。

 「同じ班の子に、
  笑顔のタネ、
  親切のタネ、
  優しい言葉のタネを
  まいてごらんよ」

 と勧めました。
 最初は、

 「だって、同じ班の子が……」

 と、ぶつぶつ言っていたつもり君に、お婆ちゃん、重ねて、

 「おやおや、自分のタネまき変えないで、
  他人のせいにするのかね。
  自分がしあわせになりたければ、
  自分の今からのタネまきを変えていく。
  まかぬタネは生えないよ?」

 と、さとします。
 そこで、つもり君、同じ班の子に、
 折り紙を添えて、手紙を送りました。

 すると、同じ班の子供たち、
 大喜びして、
 「よかったあ。僕たち嫌われてなくて。
  昨日はお兄ちゃんたち、ため息ばかりで、
  僕たち、嫌われているんだと思った」
 と言いました。

 やっぱり自分のタネマキが原因だったと気づいたつもり君。
 ぐっと仲良くなって、楽しい遠足になりました。

  *    *

 うちの子供たちはまだ経験ありませんが、
 学校で、こんな風に高学年と低学年がペアになって、
 何かをするってこと、あるんですね。
 水泳の授業でも、6年生と1年生が一緒に水に慣れるように
 することもあるって、
 小学生の子供をもつお母さんから聞きました。

 このマンガで出てきた歌も印象的でした。
 呼べば呼ぶ

  呼ばねば呼ばぬ山彦ぞ

   まず笑顔せよみな笑顔する

 「笑顔のタネ、
  親切のタネ、
  優しい言葉のタネを
  まいてごらんよ」

 これ、大事ですね。

「笑顔って大事だね」
「ぼく、笑顔でいるよ」
「わたしも~」

 子供たちもニッコニコで応えてくれました。
 
 自分の行いが、自分の未来の運命を生み出すんですね。
 大人にとっても大事なことを、今回も学ばせていただきました。

 こういう場があると、心に余裕が生まれ、子育てが楽しくなってきます。
 子育てに悩みのあるほかのお母さんも、機会があったら、
 誘いたいなあ、と思った今日のご縁でした。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その17)

6月 8th, 2011

 色とりどりの紫陽花が満面の笑みをたたえて、咲いています。
 相変わらず、子育ての悩みは絶えませんが、
 同朋の里でのキッズ会合に行く日は、
 子供たちもニコニコ顔です。

 自然の中にあるのがいいのかもしれません。
 特に息子は虫が大好きなので、
 草木をみつけたら、探し出します。

 さて、今回は、「つもり君」という仏教マンガの、
 「こわれた粘土細工」という話からでした。

 本題に入る前に、
 「お釈迦さまってどこの人?」
 「インド~」
 「いつごの人か知ってる?」
 「2600年前」
 なんて、よく知っている子はしっかり答えていました。

 「因果の道理は?」
 「善因善果
  悪因悪果
  自因自果」
 「善いことしたら、善い結果、
  悪いことしたら、悪い結果、
  自分のやったことは、自分に返ってくる」
 これは、うちの子供たちも少しは答えられたようです。

 さて、つもり君のお話は、
 つもり君が、友達の作った粘土細工を誤って落として、
 壊しちゃった。
 だれも見ていなかったので、そーっともとの場所に
 置いたけど、壊れたところは治らない。
 翌朝、その粘土細工を作った女の子が見つけて、
 「だれがやったんだ!」
 と教室中、大騒ぎに。
 だれも名乗り出ないので、女の子は、
 「私、だれかに恨まれているのかも……」
 と悲しむ。
 つもり君、いやーな気持ちになって、家に帰ってから
 おばあさんに相談。
 「そんな時は、すぐに謝ること。

 だれも見ていなくても、因果の道理に狂いはないんだよ」

 と教えられて、先生の所へ。そして、女の子の所へも
 謝りに行きました。

 だれも見ていないからいいや……なんて、
 大人でもやってしまいがちなこと。
 つい最近、富山の議員が酒気帯び運転中にひき逃げした
 話もされたり、私も、反省させられる内容でした。

 終わったあと、
 「今日は、何を学んだかな」
 と、子供たちに聞くと、
 「悪いことしたら、謝る」
 と即答。
 「謝るのはいつ?」
 と聞くと、
 「すぐ」
 と、これも即答していました。
 しっかり心に残ったようです。

 子育ての中で、因果の道理を教えられるって、
 大事なことだと思いました。
 このごろは、悩み相談しなくても、
 ここに来れば、だいぶ、気分が楽になります。

 終わったあとは、同朋の里を散策。
 気候もよくって、とても気持ちよかったです。
 「また、連れてきてね」
 子供たちの笑顔に、
 「もちろんだよ」
 とニッコリ答えました。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その16)

5月 9th, 2011

ゴールデンウイークは、どんな風に過ごされましたか。
私はこれといって出掛けなかったので、
子供たちが、「どっかに連れて行って~」と騒ぎ出したけど、
主人は休みが取れず、私一人で2人連れて歩くのは大変だなあ、
どうしよう、って、子育ての悩みがムクムク。
だれかに悩み相談しようかなあ、と思っていた時、
キッズ会合があるよ、との案内をいただき、
一安心。早速、参加しました。

今回は、アンパンマン似(?)の男の先生が教えてくれました。
いきなり、質問から始まりました。

「この世で最も不幸な人は、どんな人?」

「お父さん、お母さんのいない人かな」
「お金のない人?」
「心のない人」
「仏教聞いていない人」なんて答える子もありました。

先生の答えは、

「感謝の心のない人」
「ありがとうの気持ちのない人」

でした。
確かに、
「○○してもらって当たり前」
「もっと~してほしい」
「どうして~してくれないの」
と、ブーブー不平不満ばかりだったら、
いつも不幸で、かわいそうな人になってしまいます。

次にまた、質問です。

「では、お釈迦さまは、どんな人が一番偉いと教えられているかな?」

「勉強のできる子?」
「けんかの強い子?」
「かっこいい子、かわいい子」

そうじゃない。

「恩を知り(知恩)、恩を感じ(感恩)、恩に報いる(報恩)。
 この気持ちが強ければ強いほど、素晴らしい人と教えられているんだよ」

では、恩とは何か。
「おかげ」という意味。
「今日、朝ごはん食べられたのは、どんなおかげがあったからかな?」

「お母さんが作ってくれたから」
「野菜なんか売ってくれるスーパーの人がいたから」
「お米とか、野菜を作ってくれた農家の人のおかげ」
「電気会社の人が電気を送ってくれているから」
「ガス会社の人もそうだよ」
「フライパン作った人だっているよ」
それだけじゃない。

「土や水、太陽の光がなくてはお米や野菜はできない。
 地球がなければできない。ひいては宇宙のおかげってことなんだ

との壮大なお話に、子供たちは目をパチクリ。
恩、ありがとうの気持ちは、おかげを知ることから起きると
教えてくださいました。

子供だけじゃない、私自身、大人にとっても
とても大切なことですね。

「『してあげる』と『してもらっている』と、
 どっちが多いかな?」

と問われて、最初は、「してあげる」と答えた子供も、
反省してみると、「してもらっている」ほうがずーと多いことが
分かったようです。
少しでも、『してあげる』ことができる人になろう、
と決意した子供たち。
少しずつでも、そうやって光に向かってくれたら、うれしいです。

こんな心温まるお話のあとに、同朋の里の百味館で、
おいしいバイキングをいただき、
そのあと、同朋の里の遊歩道を子供たちと満喫して、
大満足の一日でした。
こうして仏教のお話を聞かせていただけると、
子育ての悩みがウソのように落ち着いてきます。
まあ、しばらくするとまた、出てくるのですが……。
でも、私も、「恩」「おかげ」を思って生活するよう心がけたら、
少しは違ってくるかなあ、と思う今日このごろです。

キッズ会合がある時は、またきっと行こう!っと。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その15)

4月 1st, 2011

春休みです。
普段は保育園の給食があるんですけど、特別預かり保育の時は、
お弁当を持たせないといけません。
今までは、好きなものを中心に入れておけば、それでよかったんですけど、
最近、息子は、

「ウインナーはタコの形にして。
 それと、ちゃんと、目と鼻と口をつけてね」

なんて細かく注文してくるんです。
タコ足を作るのは子供弁当の定番ですが、

「あんな細いものに目鼻をつけるの!?」

って感じです。
考えた結果、ウインナーに切り込みを入れ、
そこに、「のりたま」のちょっと大きめな「たまご」を入れて、
目鼻とし、口の部分に、「のりたま」の「のり」を貼りました。
作っているところをチェックしにきて、
「これでいいね」
だって。
まったく~って感じです。
それを見つけた下の娘も、
「お兄ちゃんだけじゅるい。あたちも~」。
まあ、それはそうだよね。
というわけで、今まで以上に弁当作りに時間がかかるようになりました。
お弁当作りの苦労も、子育てにはつきものですよね……。

さて、今月も、キッズ会合に出掛けてきました。
『ビーヤング』というマンガ仏教冊子の「つもり君」から。

   *      *

公園で遊んでいたつもり君たち、
ガムの包みをポイ、
ポテトチップスの袋をポイ、
バナナの皮をポイ、
と、あちこちにポイ捨てしてしまいました。
あとで、お婆ちゃんから、

「小さいことなら悪いことをしてもいいという心は、
 不法投棄する人の心と同じじゃよ。
 だれも見ていない、
 こんなゴミくらい、
 自分一人くらい、
 他人に分からなければ何をやってもいい、
 という心じゃ。
 因果の道理は宇宙の真理
 どんな小さい悪でも、行えば必ず悪い結果が現れるのじゃ。
 人に迷惑かけることは悪いことじゃ。
 みんなで使う場所でも自分の家のように
 美しく掃除してゴミを出さないようにしようね」

と教えられました。

数日後、公園で鬼ごっこしていると、ガムをふんづけてしまいました。
もう一人は、ポテトチップスの袋をふんずけて、音がして、居場所がバレ、
つもり君は、バナナの皮でつるん!
それらはみーんな、自分たちが前にポイ捨てたゴミだったのです。
反省して、ゴミを集めるつもり君たちでした。
 
「蒔けば生え
   蒔かねば生えぬ
      よしあしの
  人はしらねど
     種は正直」

   *     *

こんなマンガを配役を決めて読み合わせたあと、
自分はどんないいことしようか、
それぞれ紙に書きました。

息子は、
「ゴミはちゃんと捨てる」って。
そのままやないか~って感じですが、それ以後、
いつもは鼻をかんでそのままにしていたティッシュペーパーも、
ちゃんとゴミ箱に入れるようになりました。
娘は、
「台ふきするよ」。
前からやっていることなんだけど、いいことだから、まあ、いいか。

善因善果……善いことをすれば善い結果、幸福に恵まれる
悪因悪果……悪いことをすれば悪い結果、不幸がやってくる
自因自果……自分のまいたタネは自分が刈り取らねばならない

因果の道理を、子供心にしみこませるって大事なことですね。

因果の道理を教えることによって、子育ての苦労も、
だいぶん軽減しそうな気がします。
悩み相談しなくても、このごろ、済んでいるのは、
仏法に触れているせいなのだと感じます。

東北地方太平洋沖地震で被災した人々の秩序正しさが、
世界から賞讃されているのも、
もしかしたら、こんな仏法精神が知らず知らずのうちに、
日本人の心に根付いているからかもしれませんね。
一日も早い復興を念じたいと思います。

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子育ての悩み、ちょっと晴れ(その14)

3月 1st, 2011

最近、息子がちょっと変なんです。
朝、起きてしばらくすると、
「足が痛くて、今日は、保育園いけん」
「おなか痛くて、いけん」
とかって、言ってくる。
毎日、言うことが違うんですよ。
私だって、仕事しているんだから、
そう簡単に休めないよー。
「大丈夫、大丈夫」
って言いながら、ギューって抱きしめると、
しばらくして、
「あれ、治った」。
なんとか、保育園へ行かせることができました。
どうしても、下の妹のほうにより手をかけてしまうから、
甘えたかったのかなあ……。
それにしても、こんなこと、1週間も続いたんで、
また、子育ての悩み相談したくなっちゃいました。

そんな折、ちょうどキッズ会合の案内が。
子育ての悩みから、解放されることを願って出掛けました。

今回は、『思いやりのこころ』という本の中の、
「みなしごサーヤ」のお話からでした。

このサーヤちゃんが、あの祇園精舎を建立した、
給孤独長者が仏縁を結ぶきっかけになった
というので、
興味深々で、聞きました。

   *     *     *

サーヤちゃんは給孤独長者のもとで働いていたのですが、
みなしごなので、いつも悲しい顔をしていた。
ところが、そのサーヤちゃんが、急に明るくなったのに、
給孤独長者はビックリ。

お釈迦さまのお話を聞くようになったからでした。
お釈迦さまは、お金や財産の全くない人でも、
思いやりの心があれば、7つの施しができることを教えられました。
(『雑宝蔵経』に説かれているそうです)

 眼施……………温かい眼差しで接する。
 和顔悦色施……明るい笑顔、優しい微笑をたたえた笑顔で人に接する。
 言辞施…………心からの優しい言葉をかけていく。
 身施……………肉体を使って人のため、社会のために働くこと。
        無料奉仕。
 心施……………「ありがとう」「すみません」などの
        感謝の言葉を述べる。
 床座施…………場所や席を譲り合う。
 房舎施…………訪ねてくる人があれば、一宿一飯の施しを与え、
        労をねぎらう。

この七つを「無財の七施」というのだそうです。

これを聞いてうれしくなったサーヤちゃん、ニコニコ、
優しい笑顔で接するように努力を始めた。
それが、給孤独長者を驚かせたのでした。

「そんなにいいお話、わしも聞きたくなった。
 お釈迦さまの所へ連れていっておくれ」

こうして仏法を聞き始めた給孤独長者が、やがて、
より多くの人に聞かせたいと、精舎を建立するようになったとの
ことでした。

    *     *     *

「みんなは、どんな布施ができるかな?」
というキッズ会合の先生の呼び掛けに、

「食べたお皿をおかたずけできるよ」
「ありがとうって言えるよ」
「ごめんなさいだって、言える」
「荷物を持ってあげる」
などなど、いろんな答えが飛び出しました。
息子は、
「雪かき手伝ったよ」
って、自慢げ。ほんのちょびっとだったけど、手伝ってくれたものね。
娘は、
「テーブルふける」
だって。拭き残しが多いけれど、食事の前に、一生懸命、
食卓を拭いてくれる姿は、とてもかわいいものです。

「これからも、いいこと、いっぱいできるように、
 がんばりましょう」
「はい!」
と元気よく、答えた子供たちは、キラキラ輝いていました。

子供だものね、甘えたい時だってあるよね。
自分自身も、自分のできる、よいことしなくっちゃと、
反省させられると同時に、
子供のかわいらしさ、子育ての楽しさを思い出させてくれた会合でも
ありました。

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